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Q&A

 朝日新聞で見たのですが、一関以外でも「樹木葬を取り入れる動きが出るなど寺側の関心も広がっている」とありました。 私は山口県ですが、近くにそのような動きがあるのでしょうか。
 既存の墓地を利用して、墓石を建てず木を植えると言うのであれば、私が始めた樹木葬の一部を取り入れたものと言うことになります。
 しかし、一関の樹木葬は、里山を買い、地域住民の了承と行政の許可を取って、里山の自然をそのまま活かすようにしたもので、他の県、特に大都市を含む県では許可が難しいと思われます。
 墓地の経営許可の条件は県ごとに異なるからです。
 樹木葬が評判になりましたので、業者がお寺を利用し、樹木葬と称して墓地を売ろうという動きがあるようにも聞いております。
 今のところ、私に相談した上で、樹木葬と言う名称を使用している例はありませんので、たとえ「樹木葬」と称しているところがあったとしても、里山の保全と結びつけるような動きではないと思います。

 そのような動きについては、雑誌「SOGI」の編集長碑文谷氏、副編集長の宗田氏が詳しいので、おたずねになったらいかがでしょうか。
 電話は03-3341-4301 表現文化社にお願いします。

 私と夫は事実婚です。 婚姻届を出していません。 散骨や、樹木葬に関心を持っています。 自然に還るということも大いに共感しているので、一関には親戚も友人もいないのですが、樹木葬墓地に申し込みたいと考えました。 お墓と言うとすぐ家制度とか、跡取りとか連想します。 私たちのような間柄で申し込みできるのでしょうか。 ちなみに子供はいません。
 樹木葬墓地はイエ制度や宗教宗派とはまったく無縁です。
 基本的には契約者と家族同様の人も埋骨できます。 契約者の実家の父母、姉妹、別姓の夫婦などがこれにあたります。
 家族同様にしている友人同士というような場合は、委細をお伺いした上で許可する場合もあります。

 あなたの場合はまったく問題にならないので安心してください。




長倉山 知勝院
〒021-0102 岩手県一関市萩荘字栃倉73-193