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周辺の環境

 樹木葬墓地がある里山は海抜200〜220mで、すぐ北側に久保川(磐井川の支流)が流れています。

 この流域は自然が豊かで、多くの種類の高木、亜高木、低木、山野草が作りなす景観が優れているだけでなく、キツネ、イタチといった肉食獣を初め、カモシカ、リス、ノウサギなどの動物、オオタカ、ハヤブサ、ノスリなどの猛禽類、コハクチョウ、ゴイサギ、アオサギ、シラサギ、カイツブリ、カワガラスなどの水辺を好む鳥類、はてはモリアオガエルまで、様々な動物が息づいています。

 知勝院では、墓地を契約した人々にこの豊かな恵みを味わってもらうと同時に、大自然に抱かれている喜びを感じてもらい、生きていく糧にしてもらいたいと考えています。 このため、住職が会長を努めている「水環境ネット磐井川」と連携し、久保川流域の環境調査やを行い、その客観的な資料に基づき、環境保全の作業を行っています。

 美しい里山づくりの一環と位置付けている樹木葬墓地、ぜひ一度訪れてください。

    曲淵自然観察林
 樹木葬墓地を中心とした里山づくりの活動は、市民運動の川づくりと結合し、久保川流域を一体のものとした地域づくり運動となっています。
久保川河川調査評価表
 この表は、久保川の源流部から磐井川を下り、北上川との合流点までの河川環境を点数化したものです。
常識を超えた「コナラ」
 樹木葬墓地の里山は、アカマツ、アカシデ、カスミザクラ、ウリハダカエデ、ヤマモミジなど多くの樹種が混在する雑木林ですが、これらを数で圧倒しているのはコナラなのです。
「ハンノキ」と地名のハノキダチ
 3月下旬、水田や沢などの近くでいち早く春を告げるのが、ハンノキの仲間です。
樹木葬墓地から北極星を望む
 樹木葬墓地の四季を絵はがきにしようと冬の部から撮影に入っています。
樹木葬墓地内の山野草
 墓地には多くの山野草が咲いています。
モリアオガエルのタマゴ
 田に張り出している雑木にモリアオガエルのタマゴが産み付けられているのを発見しました。
収穫の季節
 春に田植えを行った棚田に、黄金の稲穂が揺れる、実りの秋が訪れました。
冬の樹木葬墓地
 長い冬の訪れとともに、樹木葬墓地は深い雪に覆われます。



長倉山 知勝院
〒021-0102 岩手県一関市萩荘字栃倉73-193